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供花の基礎知識〜どうやって贈れば良いの?〜

2023/01/24
ご参列者様


はじめに

お葬式では、祭壇に飾ったりと多くの生花が使用されますが、その花には役割が異なるいくつかの種類があります。


その中でも特に、訃報を受けた際に手配する「供花」がみなさんにとって一番身近なものかと思います。


歳をとるにつれ、家族や親族、友人や仕事関係など色々な人との別れを経験することは避けて通れません。


そのため、誰の訃報を受けた場合でも、故人やご遺族に対して失礼にならないように、しっかりとしたマナーで冥福を祈ってあげてくださいね。


ここでは主に「供花」を贈る時のマナーや、配慮するポイント、相場の金額などをご紹介しますので、ぜひ参考になさってください。


供花とは

お葬式に関係するお花の種類は、大きく分けると四種類ありますが、そのどれも故人に弔意(お悔やみの気持ち)を表したり、供養のために送るものです。


まず、簡単にその四種類の違いをご説明します。



このコラムでは①についてご紹介していきます。


ちなみに、供花は「きょうか」もしくは「くげ」と読みます。


「供花」のはじまりは、お釈迦様が亡くなった時に、天からたくさんの花を降らせて供養をしたという言い伝えにあります。※諸説あり


仏教では「花」に仏様の御心を満たす、癒す役割があると考えられているのです。


また、仏教だけでなく色々な国や宗教でも、故人に「花」を贈るのは一般的で、遺された人々は故人への想いを花に込めてきました。


前述したように、供花は故人の冥福を祈るためにおくるものですから、基本的に誰でも送ることができます。


贈られた花は斎場の祭壇などに飾られ、故人はもちろんのとこ、ご遺族の慰めにもなります。


そのため、関係性や気持ち次第で、少し豪華に籠花や花輪を用意しても良いでしょう。


ただ、宗教や地域の風習によっては、祭壇などを飾る以外の意味合いを持つこともあるので、会社や仕事関係で供花を送る際には、豪華なものでなく基本マナーを押さえたものを選んだ方が無難です。


また、ご遺族が香典を辞退する際に、香典の代わりとして供花を送る場合もあります。


供花の数え方は少し変わっていて、一つで一基(いっき)、2つで一対(いっつい)と数えます。


昔は、一対で贈るのが主流でしたが、近年一基で贈る人が多数になってきました。


基本的には喪主やご遺族側が用意したものがメインで祭壇や斎場に飾られますが、通夜や葬儀に参列できない人や会社から贈られる供花もあります。


贈り方の手順とポイント

供花を斎場や葬儀会場に贈る際には、まずご遺族に確認しましょう


故人のご意向や、斎場のスペースなど様々な事情で供花をご辞退される方もいらっしゃいます。


また、インターネットやお近くの生花店で注文する場合は、葬儀社のスタッフに他社手配の持ち込みが可能か確認し、了承を得てから送ってくださいね。


では、一般的な供花の注文の流れをご紹介します。


◇◇◇手配のタイミング◇◇◇



  • 祭壇の飾り付けがはじまる頃(通夜当日の午前中)までに届くように手配しましょう。

  • →もし間に合わなかった場合は、自宅に飾る祭壇用をお送りすると良いでしょう。


◇◇◇手順◇◇◇



  • ①担当の葬儀会社か、提携の生花店に連絡する

  • ②日程、喪家名、贈りたい供花の種類を伝える


◇◇◇ポイント◇◇◇



  • ・必ず送る前に喪家、葬儀社へ確認しましょう。

  • →親族の場合、二重手配になる可能性もあるので必ず連絡を取り合ってください。

  •  

  • ・個人で送るか団体(連名、会社、企業など)で送るかで、扱う花や飾りつけに違いがありますので注意しましょう。

  •  

  • ・送り主、宛名は名義と故人との関係性をはっきり明記しましょう。

  • →親族の連名の場合:◯◯家一同、子供一同、孫一同など…

  •  親族以外:友人一同、◯◯会一同、〇〇会社社員一同など

  •  

  • ・友人の連名で送る際は、多くても一基に3名程度までにしましょう。

  •  

  • ・宗派や地域によって異なるマナーがあるので注意しましょう。

  • →わからないことがあれば、担当の葬儀社のスタッフに聞けば大丈夫です。

  •  

  • ・送るタイミングは早過ぎも気をつけましょう。

  • →通夜に間に合わないのも問題ですが、早過ぎても失礼にあたります。注文する葬儀社や生花店にしっかりと到着日を指定しましょう。

  •  

  • ・キリスト教で、教会で葬儀をする場合は名札をつけずに自宅にお送りしましょう。

  •  

  • ・供花辞退の案内があった場合は、香典やお供え物をお贈りすると良いでしょう。

  • →「ご厚志ご辞退申し上げます」と案内状に書かれている場合は、全て(供花、供物、香典)遠慮してください。


◇◇◇名札の書き方◇◇◇



※夫婦で送る際に連名で記入すると、これまでは別居か離婚を意味しましたが、近年では連名で送ることもあります。


◇◇◇芳名板、供花組込式の場合◇◇◇


芳名板とは、供花を生花で贈らずに、お金で送る方法です。



  • 親族や友人、知人、会社関係者などが一律の金額を支払って、喪家(遺族)に葬儀に使う生花代として使用してもらいます。

  • その場合、頂いた供花用のお花代で祭壇の生花をアレンジする「供花組込式」という祭壇のスタイルになり、芳名板に一人ひとりの名前が書かれ、斎場の入り口などに掲示されます。

    そして、その祭壇に使った生花を最後に故人の棺の中に入れ、多くの花で故人を見送ります。

  • このスタイルは、喪主が支払う生花代の負担を軽減できるというメリットもあります。





  • 供花のことは、ぜひ

  • 「ベルホール」にご相談ください!

  • 故人様の宗教や宗派や式の雰囲気に合うものをお選びいたします。

  •  



相場の金額

供花の値段は1基が約8千~2.5万円程度、1対は単純にその2倍の金額になります。


近年は、一対でなく一基で贈るのが主流です。


なお、生花は季節によって金額の相場が変化します。


供花を連名で送った場合は、香典は各々で包むのが一般的ですが、本来、供花や供物は香典と同じ意味合いですので、どちらか一方でよいという考え方もあります。


しかし、近親者や故人と親しかった場合は、両方を贈ることも良くあります。


いずれにせよ、遺族の負担にならない贈り方を心がけてくださいね。



香典については「香典のマナー」をご覧ください。


供花に適した花

贈る花の種類や色は、仏式・神式・キリスト教など宗派によって形式が異なります。



◇◇◇お花を選ぶ際のポイント◇◇◇



  • ・華美にならないようにする

  • ・棘や毒のある花はNG

  • ・キリスト式は造花や花輪はNG

  • ・キリスト教では菊はあまり使用しません

  • ・新鮮で日持ちのするお花を選びましょう


まとめ

供花には、送るタイミングや大きさ、花の種類や故人の宗派などの確認に始まり、おさえなくてはいけないマナーやルールも多く存在します。


故人様の人生最後のセレモニーですので、傷心のご遺族に失礼のないように、事前にきちんと確認して心を込めてお送りすると良いでしょう。


このコラムでは、供花の贈り方について解説しましたが、気を配らなくてはいけないことが多く、「やっぱり不安!」という方は、担当の葬儀社にご相談するのが無難です。


必要事項(会場の場所や日時、送り主の名前や関係性)さえ伝えれば、宗派なども考慮しながらどの種類の供花を贈ると良いか教えてくれるはずです。





  • 葬儀のプロである我々は葬儀にまつわることの豊富な知識があります。

  • その場に合う、故人や遺族のためにベストなご提案ができます。

  • ぜひ10年連続、五つ星を取得している「ベルホール」にご相談ください。


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