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参列者のお葬式のスケジュール(通夜、葬儀、告別式の1日の流れ)

2022/09/22
ご参列者様


はじめに

まず、通夜や葬儀・告別式の所要時間は決まっているわけではありません。


宗派によって行い方も違いますし、斎場などの場所やご遺族の意向によっても変化します。


近年では一日葬などのスタイルもあります。


今回は一般的な仏式をモデルに、参列者(会葬者)のスケジュールや目安となる所要時間、1日の流れをご説明します。


通夜のスケジュール

【お通夜とは】


お通夜(本通夜)は、故人を葬る前に親類や知人が集まり故人とともに終夜過ごす儀式のことを言います。

最近は夜のうちに終わる半通夜を「お通夜」とするご遺族が多いようです。


急な訃報を受けての弔問だと、開始時間に間に合わないこともあります。

そのため特に遅刻厳禁というわけではありませんが、できるだけ開始時間に到着できるように向かいましょう。


【所要時間】


亡くなった翌日、葬儀や告別式の前夜に2~3時間かけて行われます。

弔いの儀式自体は1時間ほどで、そのあと「通夜振る舞い」という食事会があります。


【開始時間】


17時~19時頃の開始が一般的です。

受付は開始時間の30分ほど前に始まります。 


【スケジュール】



といった順で行われます。


葬儀、告別式のスケジュール

【葬儀、告別式とは】


お焼香の前の僧侶の読経、引導作法、戒名授与などが「葬儀」に当たります。


そして、親族や会葬者のお焼香や献花が「告別式」に当たります。

知人・友人、会社関係者などが集まり、最期のお別れをするための儀式です。


最近では読経中にお焼香をすることが増えたため、その二つがよく混同されていますが、告別式が社会的なお別れの儀式なのに対して、葬儀は宗教的な儀礼儀式です。


これらは出棺前の最後の儀式ですので、遅刻しないよう参列者は少し早めに式場に着くようにしましょう。


【所要時間】


通夜の翌日、30分~1時間で行われます。

前述した通り、葬儀と告別式を一緒に行うことが多いです。


【開始時間】


お通夜の翌日の昼間頃(10時~12時)の開始が一般的です。

受付は開始時間の30分ほど前に始まります。


【スケジュール】



といった順で行われます。


出棺、火葬のスケジュール

葬儀、告別式が終わったら、次は祭壇から棺を霊柩車に移動してお見送りする「出棺」です。

遺族や葬儀社のスタッフ数人で行います。


一般の参列者はここで故人をお見送りしたら終了です。

そのあと火葬場に移動するのは、親族や親しい間柄の人のみの場合が多いです。


火葬場に到着後、火葬路の前で焼香→棺を荼毘にふします。


約1~2時間かかりますので、その間は控室で待ちます。 


荼毘が終わったら、再度火葬路の前に集合し収骨(お骨上げ)します。

収骨とは近親者でお骨を骨壷の中に入れることです。


その後は繰り上げでの初七日法要、または精進落としなどに移ります。


精進落としの席は30分~1時間くらいです。

しかし最近では荼毘の間に待つ控室で精進落としが用意されているケースもあります。


また、初七日法要は本来亡くなってから7日目に行うものですが、繰り上げて行うことも多いです。

初七日法要の席は30分くらいです。


さいごに

弔問に伺う際には気をつけなくてはいけないことがたくさんあります。


しかし、葬儀への参列は人生でそう何回もあることではありませんし、馴染みがない習わしに戸惑われることもあるかと思います。


ですが、ご遺族はもちろん、他の参列者の方々も深い悲しみの中におられます。


ある程度のマナーなどは事前に確認し、その方々に失礼にならないような振る舞いを心がけましょう。


他コラムにてまとめてありますので、何かわからないことがあれば是非参考になさって下さいね。


「お葬式の基本知識」


「葬儀等に参列する際の服装と基礎マナー」


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