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お葬式で使用する 「棺」「棺桶」とは?〜種類や選び方〜

2023/07/19
喪主/ご遺族様


はじめに

棺(ひつぎ)と棺桶(かんおけ)は、故人を安置しするための箱のことです。


どんな棺を選ぶかは、宗教的な信念や個人の好みによって異なりますが、尊厳ある葬儀を行う上で重要な要素となりますので、喪主や遺族でよく相談し、葬儀社のスタッフなどプロのアドバイスをもらいながら選びましょう。


このコラムでは、棺(棺桶)の種類や相場の金額、選び方のポイントなどを解説していきます。


喪主の方や遺族の方、また、終活をお考えの方はぜひ参考になさってくださいね。



棺、棺桶とは

棺(ひつぎ)と棺桶(かんおけ)は、故人を安置しするための箱のことで、これは、葬儀において故人と最後のお別れをする場所であり、故人の魂を安らかに送り出すために必要不可欠な仏具です。


形状は一般的に人間の体型に合わせて作られ、蓋がついています。


一般的には、納棺後はこの蓋の部分をあけて、故人のお顔を見ながら最後の挨拶をします。


棺の主な役割は、葬儀の際に故人の遺体を安全に保管し、火葬場へ移送するために使用されます。


日本では火葬が一般的ですので、棺桶は最終的に個人と一緒に燃やされます。



主な棺の種類

棺桶にはさまざまな種類がありますが、ここでは代表的な四種類をご紹介します。



  • ・木棺

  • 木材を使用した棺桶で、種類とデザインが豊富です。

  • 様々な木材(杉、松、桜など)や仕上げ(塗装、彫刻など)が選べます。

  • 木の材質によって値段が大きく違います。

  •  

  • ・布張棺

  • 布張棺(ぬのばりかん)は、好きな素材や色の布で棺を覆ったもののことです。

  • シンプルなものもありますし、高級感のある凝った刺繍をすることも可能です。

  •  

  • ・エコ棺

  • 環境に優しい選択肢で、間伐材や紙(段ボール)などの材料を使用しています。

  • 火葬時の二酸化炭素排出量を大幅に削減できます。

  •  

  • ・エンバー棺

  • 特殊な防腐処理「エンバーミング」をした故人のための棺です。

  • エンバーミングされた遺体のお傷みは通常より遅く、衛生的なため、棺の窓が大きいのも特徴での一つです。エンバーミングをしていても、その他の棺を選ぶことも可能です。


相場の価格

棺の価格は、材質、デザイン、サイズなどによって大きく異なります


5万円ほどの安価なものもあれば、100万ほどの高価なものもあります。


20万程度の棺桶が一般家庭で選ばれやすく人気です。


木棺は木材の材質が上質だと値段が上がります。


布張棺は細やかな刺繍などのデザインや装飾があるほど価格も高くなります。


エコ棺やエンバー棺はあまり値段が大きく変わることはないでしょう。


基本的に装飾によって上下すると思っていてください。


相場の価格は地域によっても異なるため、事前に確認することが重要です。


 


三光商会の「ベルホール」では、さまざまな棺をご用意しています。


ぜひご相談ください。




棺を選ぶ際のポイントと注意点

棺桶を選ぶ際に考慮すべきポイントと注意点は次の通りです。




  • ・故人の遺志や宗派を尊重する

  • 故人が遺した意志や宗教的信念に合わせて棺桶を選びましょう。

  • 棺のタイプを指定している宗派もあります。

  •  

  • ・予算を考慮する

  • 予算に合った棺桶を選び、葬儀の費用全体を管理しましょう。

  •  

  • ・適切なサイズを選ぶ

  • 故人の体型に合ったサイズを選び、快適な安置を提供しましょう。

  • また、このとき身長ジャストではなく10センチほど余裕を作ってあげましょう。

  •  

  • ・耐久性と品質を確認する

  • 長期間の保管や長距離運搬がある場合は、それに耐えることのできる品質の棺桶を選びましょう。


 


~プロに相談しよう~


インターネットなどで自分で棺桶を選んで準備することは可能です。


しかし、実際に身近な人が亡くなると、葬儀のさまざまな手続きや準備に追われ、棺桶についてゆっくり調べたり選んだりする時間はないものです。


その際は葬儀会社のスタッフに手配を依頼するのがおすすめです。


ネット注文だと、葬儀のお日にちに間に合わなかったり、サイズミスや、実際のものがイメージと違うなどのトラブルになることが多いのです。


それでなくともお葬式では、遺族のやることがてんこ盛りです。


親族や関係各位への連絡、役所の手続き、相続などの話し合い…


そんな余裕のないときですので、他のことに少しでも時間が割けるように、棺は葬儀社に用意してもらうのが一番です。


棺に入れる副葬品

出棺をする前に「花入れの儀」、「別れ花」と言われるご遺体の周りを生花で飾るお別れの儀式があります。


これは宗派を問わず多くの葬儀で共通して行われます。


喪主をはじめとする遺族や親族など、故人と近しい関係にあった方から順番に棺の中にお花を入れていきます。


配られた花をご遺体のお顔側から体を囲うように添えていきます。


この、花入れの際に可燃のものであれば思い出の品なども一緒に入れることができます。


花以外に棺に入れる品を「副葬品」と言います。


主な副葬品



  • ・寄せ書きや手紙

  • ・ぬいぐるみ

  • ・タバコやお菓子

  • ・写真

  • ・愛用していた服など


まとめ

棺は、故人の魂を安らかに送り出すために重要な役割や意味を持ちます。


適切な種類の棺を選び、予算や故人の遺志に合わせて葬儀を行うことは、故人に対し生前の感謝や敬意を表す一環と言えます。


副葬品も慎重に選び、葬儀をより意義深いものにしましょう。


わからないことや相談があれば、葬儀社のスタッフなど、プロに相談するといいでしょう。


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