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新盆に招かれたら 〜参加のマナーとやること〜

2023/06/14
喪主/ご遺族様


新盆とは

新盆とは、故人が亡くなってから初めてのお盆のことです。


この、「お盆(おぼん)」は、亡くなった人々の霊が一時的に帰ってくるとされる期間のことを指します。これはよく耳にするので、皆さんも馴染みがあるかと思います。


一般的に新盆は、四十九日を過ぎた後、一周忌前までに行われます。


新盆は、仏教の思想に基づいた日本の伝統的な行事のひとつであり、先祖の霊を迎えて供養し、感謝の意を表す大切な時期です。


このコラムでは、新盆に招かれた場合にすることや、マナーについてご説明していきます。


新盆について詳しく知りたい方は、こちらのコラムをご覧ください。


▷▷▷コラム「新盆とは?」



新盆に招かれたらすること


  • ・必ず返事をしましょう

  • 新盆の招待を受けたら、できるだけ早めに返事をしましょう。

  • 遠慮せずに出席するかどうかを伝えることで、主催者の準備や計画がスムーズに進むことができます。

  •  

  • ・持ち物を準備しましょう

  • 新盆に参加する際には、手土産やお供え物を用意することが一般的です。

  • お花や果物、お線香などが一般的な選択肢ですが、参加者が多かったり、主催者に事前に確認することをおすすめします。

  • 品物の場合の表書きは「供物」になります。

  • 香典であれば、3,000円~5,000円が相場の金額で、表書きは「御仏前」もしくは「御供物料」です。

  • 故人の近い親族は、新盆(初盆)には盆提灯を贈るしきたりがありましたが、近年は飾らないところも増えていますので、先方の都合を確認すると良いでしょう。

  •  

  • ・お礼状を送りましょう

  • 礼状は、新盆の当日または翌日までに送ると良いでしょう。

  • 礼状は、手書きで書くのが一般的です。



◇◇礼状の例文◇◇



  • 拝啓

  • お盆の時期、お忙しい中、ご丁寧にご招待いただき、誠にありがとうございました。

  • 故人のご冥福を心よりお祈り申し上げます。

  • お盆は、故人があの世から帰ってくるとされる大切な行事です。

  • 故人のことを思いながら、家族や親族と過ごすことができました。

  • 改めて、ご招待いただき、ありがとうございました。

  • 敬具


新盆に伺う際のマナーとポイント

次に、新盆に招かれた際に気を付けるべきことや、心得ておきたいポイントについて考えてみましょう。




  • ・服装やマナーに気をつける

  • 新盆は、故人への感謝と尊敬の意を示す場でもあります。

  • 着ていく服装や、振る舞いには十分気を付けましょう。

  • 喪服や略礼服がベストですが、暑い時期ですので無理はせずに、薄手のスーツや、薄手の黒のアンサンブルでも良いでしょう。

  • 主催者側から普段着で参加してほしいと依頼があれば、落ち着いた色合いの服や、控えめなアクセサリーを選ぶと無難です。

  •  

  • ・主催者(遺族)へ感謝を伝えましょう

  • 故人だけでなく、主催者(遺族)に対しても、感謝の言葉を伝えることで、お返しの気持ちを示すことが大切です。

  •  

  • ・敬意をもって参加しましょう

  • 前述したように、お盆は、故人を偲び、感謝の気持ちを表す大切な行事です。

  • 故人やその家族に対して敬意をもって接することで、尊重と共感を示すことが大切です。

  • 新盆に招かれる際は、参加者としての役割やマナーをしっかりと心得て過ごしましょう。

  • 大切な家族の思い出や絆を再確認する機会として、感謝の気持ちを込めて過ごすことが大切です。

  •  

  • ・適切な会話を心がけましょう

  • 新盆は、故人への思い出を共有する場でもあります。

  • 会食中の他の参加者との会話では、明るい話題や故人の思い出を共有することで、和やかな雰囲気を保ちましょう。

  • ただし、まだ故人を失ったことの傷の癒えていない方もいますので、触れる話題には注意が必要です。

  • また、僧侶を招いて法要を行う場合には、遺族や主催者と共に、読経中は故人のために手を合わせましょう。

  •  



まとめ

新盆に招かれた際には、参加者としての役割やマナーを心得て、故人や主催者に対する敬意と感謝を忘れずに過ごしてください。


お盆は特にご自身の実家に帰省したり、親戚の集まりがあることも多いかと思います。


ぜひ、大切な家族や親族の思い出、絆を再確認する良い機会にしてくださいね。


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